Rox-Filer 基本の機能
このスクリーンショットでは fluxbox ウィンドウマネージャと組み合わせて使用しています。
ピンボード
fluxbox は画面上(ルートウィンドウ)を右クリックしてメニューを表示、プログラムを起動するお馴染みのスタイルのウィンドウマネージャ。デスクトップにアプリケーションランチャやドックアイコン、シンボリックリンクなどを配置する機能はありません。この fluxbox のルートウィンドウにアプリランチャやディレクトリ、ファイルへのリンクを配置できたら……。そんな機能を追加してくれるのが Rox-Filer のピンボード。
パネル
fluxbox にはワークスペースやウィンドウを切替えたり、時刻表示が可能なツールバーがありますが、Gnome や KDE のようなパネル(アプリケーションランチャやページャなどを配置する四隅の帯状のスペース)の機能は本来ありません。そういうウィンドウマネージャの上下左右の 4 辺、好きなところに、お望みならば 4 辺全てにアプリケーションランチャやページャなどを配置できます。
ファイラーのツールバー
Rox-Filer ではファイルマネージャ機能ウィンドウを「ファイラー」と呼びます。
ディレクトリツリーの表示機能がないファイルマネージャ…… どこかで見たような、なんの変哲もなさそうなツールバー…… でも意外な使える機能が満載です。そして、その使い勝手の良さこそが Rox-Filer の魅力でもあります。
ファイラー 右クリックメニュー
インストールしたての Rox-Filer は、表示されたファイルをクリックしても、各ファイル形式との関連付けもほとんどされておらず、たいした振舞いを見せない「軽いだけが売り」のショボいファイルマネージャにしか見えません。ところが、ずらりと並ぶ右クリックメニュー、そして、そのサブメニュー。
まずは「オプション設定」「対応アプリの設定」「メニューをカスタマイズ」から。
自分なりのショートカットキーを設定しはじめるころには Rox-Filer の多機能ぶりに関心することになります。