メインパッケージ Rox-filer のデスクトップ環境構築用補助プログラムは本家 ROX Desktop に多数公開されています。
ここには、それらの中から当サイト管理人が独断で選択してまとめて取り込んだパッケージ、当サイト管理人の発案によるオリジナルツールなどを紹介してます。
rox-wrappers-plus (当サイトオリジナルパッケージ)
AppDir 形式のアプリケーション起動ディレクトリをアーカイブしたユーティリティです。 インストール後 /usr/apps/AppsConf を実行することで、システムにインストール済みのアプリケーションの AppDir をユーザのホームディレクトリ ~/Apps 以下に展開します。ユーザ専用の AppsConf も作成されます。
このパッケージにはあらかじめ利用者が多いと思われる AppDir のアーカイブが格納されています。通常、~/Apps 以下にはカテゴリごとのディレクトリも生成されます。
新しいプログラムをインストールしたとき、AppsConf を再実行すると、そのプログラムの AppDir が追加されるかもしれません。プログラムのアンインストール後に AppsConf を再実行すると、そのプログラムの AppDir は削除されます。このとき、~/Apps 以下の AppDir、ディレクトリは一端削除されてから再生成されるということに注意してください。自分用のオリジナル AppDir、手を加えた AppDir など、削除されたくないものは ~/Apps/my_apps/ 以下に配置しておいてください。
~/Apps/my_apps/ は AppsConf を再実行しても、削除の対象外です。
AppsConf に収録されている AppDir の一覧(テキストファイル)
rox-desktop-plus (当サイトによるアーカイブパッケージ)
rox-wrappers-plus 同様に ~/Apps 以下に AppDir を展開しますが、アーカイブされているのは本家サイトの ROX-Desktop を構成するアプレットや Desktop ユーティリティ類が中心です。
パネルやピンボードを利用している際のデスクトップ環境構築用 AppDir パッケージです。
rox-lib、rox-clib (当サイトによりアーカイブ化)
rox アプリケーションが参照するライブラリで、本家サイトのパッケージをrpm化したものです。rox-desktop-plus を利用する場合には必要になります。
これらのパッケージ自体が Python PyGtk (及び、それらの開発パッケージ)などに依存を持っていますので、ご注意ください。
rox-helper (当サイトによりパッケージ化)
rox-wrappers-plus、rox-desktop-plus、rox-helper をtar ball にまとめたものです。ROX-Lib2、ROX-CLib も同梱されていますが、システム領域に手作業でのコピーする必要が有ります(環境準拠のライブラリパッケージが手に入る場合は、そちらをお使い下さい)。rox-helper は UNIX/Linux 環境汎用パッケージです。
tar ball を展開後、 rox-helper/AppsConf をファイラー画面上でクリックするだけでホームディレクトリ(~/Apps)にインストールされます。インストールに関する詳細は、rox-helper/README.first をご覧下さい。
運用に関する詳細は、rox-helper/README(インストール後なら ~/Apps/README も可)をご覧ください。
AppDirGen (当サイトオリジナルパッケージ)
Gnome、KDE はじめとする GUI アプリケーションにより提供されるデスクトップエントリファイル(*.desktop)を参照して、rox 用 App Dir を生成するツールです。AppDirGen は tar ball で配布します。
tar ball 展開後、AppDirGen-version/ ディレクトリを開き、AppDirGenInstaller をクリックすると、"$HOME/Apps/" 以下にインストールされます。インストール及びその後の生成作業は、すべてホームディレクトリ内で行われますので、システム領域に影響を及ぼす事はありません。
使い方の詳細は、tar ball 解凍後、AppDirGen-version/README をご覧下さい。
rox-desk
ピンボードとパネルを GUI から設定し、シェルスクリプトとして保存できるユーティリティです。
gtk2_prefs (当サイトでパッケージ化)
Rox-Filer を含む gtk2 アプリケーション用 テーマ、フォント設定ツールです。GNOME、XFCE セッション下などでは、gtk2 を含むテーマ類を一括管理しているため、利用できません。KDEデスクトップ や、fluxbox、WindowMaker、その他のウィンドウマネージャのセッション下での gtk2 アプリケーションのテーマ設定にのみご利用下さい。
デスクトップにオリジナリティを求める方に。
/usr/share/themes 内の gtk2 テーマを選択し、~/.gtkrc-2.0 に書き込みます。当パッケージでは、日本語ローカライズをおこない、~/.gtkrc.mine をインクルードするよう、パッチを充てています。必要なら既存の ~/.gtkrc-2.0 の内容は、 ~/.gtkrc.mine に退避して下さい。
既に起動中のプログラム、アプリケーションに設定を反映するには、再起動する必要があります。